About 1÷0

1÷0

過去と未来、古典芸能と現代美術、それらのあやうさについて。

カタルシスとニヒリズム、爆音と静謐、それらの契りについて。

伝統芸能の型とテクノロジー、音と映像のマトリクスを用いて考察し、表現するユニット。

2018年、黒田鈴尊の呼びかけのもと、宮本貴史と浅野剛の三名で結成。 2020年、長嶋海里が加入。インスタレーションとライブを軸に活動中。 近年では、2019年11月から12月にかけて、金沢アートグミ主催の企画公募に入賞、枯山水の方法論をデジタルアートで再現する試みのもと、ライブパフォーマンスとインスタレーションを展開、東京ではその凱旋公演を行った。

Members

宮本貴史 | Takashi Miyamoto

サウンドアーティスト、VJ、メディアアート作家。1992年に東京に生まれる。2011年に国立音楽大学に入学し、コンピュータ音楽を専攻する。2014年に同大学を首席で卒業し有馬賞を受賞。同年に国立音楽大学大学院に首席で入学し、奨学金を授与される。2017年3月に同大学院を卒業する。Tokyo Media Interaction代表、株式会社coton開発メンバー、「1÷0」、「一昨年」等のアーティストグループのメンバー。

  • プレスクリヤン2013(Presque Rien Prize 2013)
  • 国際コンピュータ音楽会議2015(International Computer Music Conference 2015)
  • ニューヨーク電子音楽祭2016(The New York City Electroacoustic Music Festival 2016)
  • ソウル国際コンピュータ音楽祭2016(Seoul International Computer Music Festival 2016)
  • ソノリティズ現代音楽祭2016(Sonorities Festival of Contemporary Music 2016)
  • ムエストラ国際電子音楽祭2016(the Muestra Internacional de Música Electroacústica 2016)
  • ディフラツィオーニマルチメディアフェスティバル2019(Diffrazioni Multimedia Festival2019)
  • ICMC/NYCEMF2019(International Computer Music Conference / New York City Electroacoustic Music Festival 2019)に入選。
  • 上海電子音楽祭2015でcreative works賞を受賞し、ICMC/EMW2017に委嘱作曲家として招聘される。
  • 2018年、黒田鈴尊らとユニット「1÷0」を結成し、電子音響、VJとして参加。
  • 北アルプス国際芸術祭2017の「光影 Light& ShadowConcert」にてライブエレクトロニクスを担当。
  • 2019年11月にはTokyo Media Interactionとして金沢アートグミにてインスタレーション作品「In the Garden」を展示。
  • 2019年、株式会社cotonに加入し、KDDIによるARサービス「Audio Scape」、SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STOREのBGM生成システム、カフェノイズ生成アプリ「mimicafe」などの開発に携わる。

ビジュアルアーティストとしても活動しており、自身の作品に視覚表現を用いるだけでなく、VJとしてパフォーマンスも行っている。

  • チャネル#12
  • SINUS TON 2016
  • チャネル#16
  • 「MAXimized at Bullet’s~ 僕らはブレッツで大きくなった」

その他にも音響エンジニア、サウンドアーティスト、ビジュアルアーティストとして様々なプロジェクトに参加。

https://takashimiyamoto.net/

黒田鈴尊 | Reison Kuroda

1983年福島県生まれ。東京都出身。 幼少よりピアノを学ぶ。武満徹作曲「November Steps」を聴いた事が契機となり20歳で尺八に転向。人間国宝・二代青木鈴慕、三代青木鈴慕各氏に師事。 早稲田大学人間科学部、東京藝術大学音楽学部卒、同大学院修士課程修了。 NHK邦楽オーディション合格。NHK FM”邦楽のひととき”に独奏で出演。 第2回利根英法記念邦楽コンクール最優秀賞受賞。 国際尺八コンクール2018 in London優勝。 NHK・Eテレ「にっぽんの芸能」出演。 CAPCOM「大神 五重之音調」CD録音他、TV、ラジオ、新作歌舞伎公演(風の谷のナウシカ)等に音源提供多数。 令和元年度文化庁文化交流使。 ​ 2014年、韓国・百済文化祭にて朴範薫作曲の尺八協奏曲「流」のソリストを務め、自作カデンツァを含むその演奏が好評を得て、同年公州にて再演。 2015年、山本和智作曲の尺八協奏曲「Roaming liquid for shakuhachi and orchestra」を東京・神戸で世界初演。 2016年にはベルギー・Ars Musicaにコンチェルトのソリストとして招請され、武満徹作曲「November Steps」や、Claude Ledoux、Dennis Levaillantらの新作尺八コンチェルト等を世界初演のほか、ソロコンサートが開催され、好評を博した。2016年より毎年東京にて完全無伴奏の一人舞台”独演会 Rei-sonic Theater”を開催。(主催/東京コンサーツ) 2017年、邦楽四重奏団 in New York(by Asian Society/Japan Faundation)にてスタンディングオベーションの喝采を博す。 2018年、Asian Composers Showcase/Tongyeong Int’l Music Festival に出演。 ロンドン尺八フェスティバルに招聘演奏家/講師として参加。国際尺八コンクール2018 in London優勝。 東京オペラシティ主催の名物リサイタル”B→C”に出演。 2019年、文化庁文化交流使に任命され、世界6カ国(中国、イタリア、ブラジル、フランス、ドイツ、ポルトガル)16都市にて公演。 Rafael Nasiffによる尺八とオーケストラ作品を世界初演。 2020年オーストラリア・メルボルン公演。 ブラジル・クリチバ音楽祭にてリサイタル。古典とコンテンポラリー他バッハ、モーツァルト、ヴィラ=ロボス、ピジンギーニャなどを含む異例のプログラムで好評を博す。 ​ 自主企画として同世代の作曲家への委嘱作品を集めたコンサート”尺八の領分”を開催するなど、”尺八の今と無限の可能性”を追求している。 アンサンブル室町(第13回佐治敬三賞受賞)、邦楽四重奏団(NHK FM邦楽のひととき出演。1stCD「野田暉行邦楽作品集」は”レコード芸術”2016年12月号にて特選盤、”音楽現代”2017年1月号にて推薦盤を獲得)、尺八×電子音響×映像によるユニット1÷0(金沢アートグミ公募企画採用)メンバー。 オフィシャルサイト

長嶋海里 | Kairi Nagashima

音と視覚情報を軸に作品制作を行う。 国立音楽大学演奏創作学科コンピュータ音楽専修を首席で卒業と同時に有馬賞を受賞。 Tokyo Media Interactionと cotonの一員。 2018年、第24回学生CGコンテストアート部門にノミネート。 2019年、 ICMC-NYCEMF2019に入選。第25回学生CGコンテストアート部門で優秀賞を受賞。

2020年、1÷0に加入。

kairi-nagashima.net

浅野剛 | Go Asano

Concept Editor / Manager

Tokyo Concerts Inc. / Tokyo Concerts Lab. のディレクター。現代音楽と邦楽をメインにマネジメント。